だるせぐのあるログ

京都の理系の大学院生

アクティブラーニングの授業、生理学を見学しての所感

 

どうもどうも、明日までのレポートを抱えながら

研究室でこれを書いている僕です。

笑いたくなります。全く笑えません。

 

さてさて今日は2回生配当の生理学の講義を見学してきました。

生理学2とはいえ使ってる教科書は「薬理学」なので

薬理学の講義と言って差し支えないと思います。

 

いわゆる薬理学の薬の一つ一つのあれこれを覚える講義ではなく

それら全ての基礎となる受容体について体系的に学ぶというものです。

 

昔から暗記が苦手だった僕はこの講義が嫌いでした。

このシグナル伝達物質がこの受容体に作用して…と説明されても

なぜこの受容体に作用するのか気になってしまう質なので

(関係ないけど「質」を「たち」って読むよね。日本語ってすごいなって思う。)

全然その事柄が入ってこないんですよね。

 

そういう意味では今の研究室でそのブラックボックスを開ける研究ができているのは

本当に嬉しいことだと思います。

 

3年前に受けた授業の見学なので懐かしさを感じられるかなとも

ちょっと思っていたのですが、全然でした。

 

僕が全く授業内容を覚えてないことも理由ですが、

講義の行い方ががらっと変わっていて新鮮でした。

事前に動画をYouTubeしたり、

小テストをパンダにあげたり、と随所に学びやすくする工夫がたくさんありました。

(パンダ:京都大学で運営しているネット上に課題やリソースをおけるサイト。非常に使い勝手がよくない。)

 

講義後に先生とお話しましたが、暗記することが多すぎて授業内では扱えないから

すべてを教えるのではなくてどうやって学習すべきなのかを教える

とおっしゃっていました。

 

同じことを教えるでも学びやすさには大きく違いがでるんだなと改めて感じました。

 

TAというか後輩のことばっかじゃん、なんて思われてそうですが、

実は父親、母親ともに先生なので生まれつき教えるということに対していろいろ考えてしまうんですよね。

 

 

これだけ